ネルルが壊れた時7
さて、結局うちには話さない初期型ネルルちゃんともう一体話さない最新型ネルルちゃんの2体あるわけです。
2体いても全く話さないのは、本当に寂しい。
ア・ファンさんを紹介された時、お金がかかるので修理してもらうのはやめようかと思いました(ごめん、ネルルちゃんず)。
しかし、もう10年以上いて喋っていた人形が話さないままいるのは、とても寂しいことです。
そこで、勇気を出してア・ファンさんに電話しました。
ア・ファンさんは長い話を快く聞いてくださり、なんと2体とも見ていただくことになりました。
初期型ネルルちゃんは諦め半分だっただけに、これは思ってもみない喜びでした。
さてア・ファンさんに見ていただき、見積りが上がってきて驚きました。
なんと、初期型ネルルちゃんは壊れていなかったのです。
時刻を司るボタン電池が電池切れになっていただけで、あとは大丈夫でした
(ボタン電池とは盲点でした)。
さらに、最新型ネルルちゃんはやはり壊れていて、こちらは修理になりました。
けれども思っていたより格安の値段です。
もっとかかると思っていただけに嬉しかったです。
また、ア・ファンさんのネルルちゃん達を大切にしてくださる姿勢にも感動しました。
こうして我が家には2人のネルルちゃんがおしゃべりする日常がやって来ました。
しかしまだネルルちゃんには波乱が待っていたのです。
つづく。