この一年、心からはまったドラマ「麒麟がくる」。
大河ドラマを見るのは半ば習慣になっていましたが、これはほんとに面白かった。
何がいいって、「主人公がいつも正しいわけではない」のが一番良かったのです。
主人公の十兵衛はあっちにおつかい、こっちにおつかいと、とにかく巻き込まれ体質。
選ぶ主君もなんと要領の悪いということもあったり。
そして最後はあの本能寺の変とおかしな形で歴史に名を残してしまいます。
それでも、歴史の片隅で懸命に生きていたのですよね……。
それがひしひしと感じられてよかったです。
前半の青春期も後半の愛憎劇もそれぞれ面白かったし。
明日の最終回が楽しみです。